■ 「中国・フフホト国際青少年馬頭琴芸術祭」が開催されましたモンゴル民族文化と世界の各民族文化の交流と促進の為に、中国馬頭琴学会と内モンゴル自治区青年連合会の主催で、2001年8月8日(水)から8月14日(火)まで、内モンゴルと北京に於いて、第1回「中国・フフホト国際青少年馬頭琴芸術祭」を開催致しました。 |
|
![]() △パンフレット |
6月より内モンゴル呼和浩特市内で、合宿及び特訓を始め、1000名の馬頭琴奏者で演奏するのだとスタートしたのです。6月下旬、学校を借り切り合宿所として使用。内モンゴル各地より馬頭琴奏者が集まり始める。 内モンゴル各地はもとより、外モンゴル(モンゴル国)、トバ共和国、ブリヤートモンゴル、日本、そして、イギリス・・・・・。練習はプロ演奏者から音大生、初心者までさまざまで、ランク別にクラス割して特訓をしたそうで、それはそれは厳しい練習内容だったそうです。ちなみに日本人合宿参加者の話によると、「馬頭琴版虎の穴」合宿所だったそうです。 8月8日(水)呼和浩特市のスタジアムに於いて、観客2万人以上の昭君文化祭開幕式で、1000名の馬頭琴奏者が参加。チ・ボラグ氏を中心に、プロ演奏家、音大生、アマチュア演奏家、中学生、小学生、外国人として、バトチョローン先生を始めとして、モンゴル国馬頭琴交響楽団のメンバー、トバ共和国、イギリス、そして日本馬頭琴奏者4名、一同に心を合わせて、「万馬のとどろき」を合奏しました。ものすごい迫力と、割れんばかりの大拍手で、1000名の馬頭琴演奏として、ギネスブックに申請中だそうです。 |
8月9日(木) 選び抜かれた、約100名の馬頭琴奏者が東勝市へ移動、成浩思汗(ジンギスカン)陵で演奏会を開く。 地元の住民、また演奏者も、感慨無量のものがありました。 |
![]() |
![]() △チ・ボラグ氏(左から2人目)、会議の様子 |
8月10日(金) 包頭市に於いて、「馬頭琴芸術祭国際研究討論会」を開催。日本からも、東京芸術大学音楽学部の拓植元一教授が参加されました。中国語、モンゴル語、ロシア語、日本語が入り交じりながら活発に会話をかわされました。 夜、包頭市内で、100名の馬頭琴奏者のコンサート、チ・ボラグ氏の独奏、二重奏、四重奏、五重奏、そして合奏、外モンゴル及び、トバ共和国のホーメイ。 夜11時過ぎまで、観客は帰らず、感動の一日でした。 |
8月11日(土) テレビ局の撮影。 8月12日(日) 呼和浩特市内のコンサートホールにてコンサート。 超満員の中、100名の馬頭琴による「賢歌」で開幕。とりわけ、子供達の反応及び、熱狂さには、圧倒されました。まさに、モンゴルの民族楽器。子供達の感度の良さはすばらしいかったです。 |
![]() |
![]() |
8月13日(月) 馬頭琴奏者、100名北京へ移動。 8月14日(火) 馬頭琴芸術祭北京音楽会北京国家図書館音楽ホールに於いて、内外の観客の前にて、演奏。馬頭琴を大いにアピール。感動を伝える。 |
なお、この第1回「中国・フフホト国際青少年馬頭琴芸術祭」のもようは、 2001年9月4日(火)PM11:00~ NHKBS1のニュースの中で紹介されました。 |
|
|