■ 御礼とお知らせ (平成12年8月)![]() 中国内モンゴルのホルチン地方。チ・ボラグさんの故郷である、王家陶布(ワンジェントウブ)村という 小さな村に、チ・ボラグさんの母校である、王家陶布小学校があります。 小学校には、同村など30キロ四方の周辺5つの村の1~6年生の児童、約180人が通っています。し かし、校舎は、草ぶき屋根、泥壁づくりに、雨漏りがひどいなど、老朽化が激しいうえ、6教室しかなく手 狭になっていました。前々より、住民から、同地方の教育機関に再建を申請しておりましたが、資金不足で 再建計画が進まず、政府からの資金援助も寄付金も期待できない状態でした。 チ・ボラグさんは校舎再建を支援する為、5月20日に川崎市に於いて、日本の市民サークルの協力を得 て、チャリティーコンサートを開催致しました。その報告後、現地では、村長始め地域全体で、再建工事に 着手し、日本と内モンゴルの友情と熱意の成果で8月2日、校名も“馬頭琴希望小学校”と改名し、現地で 盛大に、日本の代表の方々を交え、喜びの開校式が挙行されました。皆様には、心から御礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 チ・ボラグさんは今後も、“内モンゴルの子供たちが良い環境で教育を受けられるよう、手助けをしたい” と話しています。9月に来日も決定し、東京でコンサートも開催されます。 皆様との再会も心待ちに致しております。 ありがとうございました。 |
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